ヒューゴの不思議な発明 (2011)
制作国/イギリス・アメリカ合衆国
監督/マーティン・スコセッシ
上映時間/126分
マーティン・スコセッシ監督というと、タクシードライバーやアビエイター、ウルフ・オブ・ウォールストリートなど社会派?の映画が多い印象ですが、この「ヒューゴの不思議な発明」は贅沢で洗練されたファンタジー映画に仕上がっています。
パリのモンパルナス駅の時計台に隠れて暮らす主人公で孤児のヒューゴと駅内にある玩具屋主人ジョルジュ、少女イザベルを中心に物語は進行していきます。一見偶然に知り合ったこの3人関係の過去が一台の機械人形を通じて解き明かされていきます。
ストーリーもいいですが、特に映像はどのシーンを切り取っても1枚の写真のように計算され、美しく楽しめました。この映画(映像)は大切な宝物です。願わくば今度評価が高い3DのBDを手に入れて見返したいと思います。
数々の映画祭で受賞・ノミネートされたこの作品は、ゴールデングローブ賞の監督賞、アカデミー賞の5部門で受賞、11部門でノミネートされ評論家からも高く指示されました。
まだ観ていない方、是非ご覧くださいね!